選択の人間学
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2013年 1/24号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/01/10
- メディア: 雑誌
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jun2.net代表のjun2です。
今週号のNumber、「選択の人間学」が面白いです。
アスリートの、人生の選択時の判断基準について特集されてます。
カズのこれまでの所属チームの変遷と、その選択に至る葛藤のようなものを読み取れるのは興味深いです。
Jリーグ発足時に清水エスパルス移籍の流れができつつあった中で、ヴェルディに残ったこと、イタリア移籍後わずか一年で帰国をすることになったこと、フランスワールドカップメンバーからの落選後にクロアチアという新天地を選んだこと、そして今シーズンも、FC相模原への完全移籍のオファーを断って横浜FCへの残留したこと、これらの経緯と決断の際のカズの判断は、ブレが無く迷いも無く後悔もない、清々しさを感じます。
フランスワールドカップのメンバーから外れた時に、悔しさにまみれた彼は、「いつまでできるかわからないけど、もう、やれるところまでやってやる」という決意をして、その思いをいまだに持ち続けていることが、46歳になる今シーズンも現役として迎えることができている一つの大きな要因であること
他に、明治大学ラグビー部監督、吉田義人さんの、安定を捨てて新しいチャレンジをするという決断、日本ハムに入団した大谷翔平君の入団までの経緯(何故一旦アメリカ行きを決断したのか。そしてどういう経緯で翻意したのか)、日本の社会人からメジャーへ渡った田澤純一選手など、アスリートそれぞれの決断に関する記事を読んでいると、「お前も早く決断しろよ」と言われているような、そんな気分になりました。
早く腹括らないと。
あと、個人的には、美女アスリートファイル2013という特集の、INAC神戸の田中陽子選手のアップ写真が可愛くて良いです。今年は観戦に行きたいなあ、なでしこリーグ。