jun2 blog

コーチ兼キャリアカウンセラーjun2の日常とカープについて書きます。

ツートップ政策の終焉

ドコモが遂にツートップ以外の端末の値下げに踏み切ることにしたらしい。
結局ツートップ戦略で狙ったのが何だったのか、イマイチわからなかったのだが、どこかになにがしかの効果があったのだろうか?

他キャリアへの流出は止まらず、国内メーカーからは撤退をチラつかされ、最終的にサムスンとソニモバの製品しか販売できなくなるんじゃないかくらいの勢いだったから、今回の値下げもやむを得ないのだろうなあ。

でも、流出の流れは止まらんだろうなあ。魅力ないと言われている端末を値下げしたところで販売数が伸びるとも思えないし。というか、自分だったら絶対買わない。

独自サービスの契約数を増やさないと収入も伸びないし、そう考えるとiPhoneよりTaizenだというのも理解できるが、このところサービス全てが提供側の理屈でしか開発されていないのが何とも。こういう状況だと、Taizenでも同じことが起こりそうな気がするな。

国内メーカーが魅力的な端末開発しないと言われているが、その半分、いや7割くらいはキャリア独自仕様の存在があると思っている。キャリア仕様の実装に大部分のリソースを取られて、開発も遅れて独自機能の魅力も出し切れないという。

国内メーカーにとっては、キャリア独自の仕様を、アプリ層だけでカバーして、開発スピードを速くできればチャンスはあるような気はするけど、そもそも国内向けに開発している時点でアウトだ。常にグローバルモデルで開発していれば、チャンスはある、ような気がしている。

で、端末をキャリアから分離させて、かつ中古のスマホの市場を充実させて、SIMだけ契約すれば良い、という時代になるのが、利用者側にとっては一番良いよな。
早くそういう時代になって欲しいな。