牛丼の不思議
吉野家に行った。最近の吉野家は鳥肉の丼とか鰻丼とか、そんなものもあってメニューが意外と豊富。
でも、何のために吉野家にわざわざ行くかって、そりゃあ牛丼食べるためでしょ。
ただ、今の吉野家は何かがおかしい。
牛丼並盛り280円、卵と味噌汁つけて380円。これは良い。格安でお腹を満たせて、とってもリーズナブルだ。
しかし、しかしだ。並じゃ足りないんだよ。39歳男性の食欲は。
じゃあ大盛りにしなさいよ、という感じなのだが、素直にそうはならないところが今の吉野家のおかしなところ。
高いんだよ、大盛りが。いや、高いと言っても、たかだか440円。よそで腹一杯になろうと思ったら、とてもそんな額では収まらない。
でも、それでもやっぱり高いのだ。何故か。それは並盛りが280円だから。
並盛りの1.5倍以上の値段がする訳だ。大盛りが。
それでいて、(おそらくだが)1.5倍以上の量はないだろう。
しかも、特盛に至っては、540円と、並の倍近い値段な訳で。本気で特盛り食べるつもりなら、俺なら並を二つ頼むね。20円高いが、間違いなくその方が満足度が高いはず。
どういう意図で、並盛りだけ格安なのか?って、そりゃあ当然他の牛丼チェーン店に対抗してのことなのだろうけど、この並盛り価格が大盛り、特盛りの売れ行きに影響しないのだろうか?そもそも並盛りが一番利益率が高いというのであれば、店側の思うつぼなんだろうけど。
それだったら、並の値段を少し上げて、大盛りを安くして勝負、という訳には行かないのかねえ?最近は若者も食が細いから、そもそも大盛りの売れ行きは良くないのかしら?
大盛り牛丼最安値のチェーン店、という括りでは勝負できないのかなあ?
そんなことしたら、す○家が、メガ盛り牛丼最安値のチェーン店とか言い出すかなあ?
いや、それはないよなあ。
でもやっぱり、もう少しガッツリいきたいよなあ、牛丼。そういう人、他にもいそうだけどなあ。