jun2 blog

コーチ兼キャリアカウンセラーjun2の日常とカープについて書きます。

担がれた神輿

勝っても勝っても世間から叩かれるボクサー。高く担がれた神輿からは、そう簡単には降ろしてもらえない。自分からは降りることができない高さにいて、担いでいる人たちが飽きて担いでいる手を離したとき、つまり地面に落とされない限り地面に戻ることはできない。

 

新聞もよくわからない書き方ばかり。

 

デイリースポーツ。

ランキング下位の14位で、さらに11カ月ぶりの試合となる孫はイージーな挑戦者かと思われたが、亀田は前半から苦戦。5回に右ストレートを浴びてからは動きが落ち、10回には左フックを当てられて痛恨のダウンを喫した。亀田の勝利がコールされると、地元ファンの詰めかけた会場は一瞬の静寂後、ブーイングが巻き起こった。

 

スポニチアネックス

亀田にとって海外での初の世界戦。前日計量では開始時間が急きょ変更になるなどアウェーの洗礼を受けていた。この日の会場内にも挑戦者に対する「ソンジョンオ」コールの声援が圧倒的。その状況を王者は不屈の闘志で跳ね返して見せたが、判定がコールされると会場は一瞬の静寂の後、ブーイングに包まれた。

 

試合後のインタビューを見て、何とも切ない気持ちになったのは、いつもと違う姿を見せる訳にはいかない、という気丈さを感じたからだ。

 

もう無傷では終われないんだな、どちらにしても。

神の左に引導を渡してもらうのが一番良いのではないかと思う。

やり直すにしても引退するにしても、もう一度リセットした方が良いように思う。

 

弱いボクサーではない、むしろ強い部類に入るボクサーであるのは間違いない訳で。

前はオイラもアンチだったが、今は、もったいないなあ、と思うよ、本当に。