リニアの使い道
- 作者: 鉄道総合技術研究所
- 出版社/メーカー: 交通新聞社
- 発売日: 1997/04
- メディア: 単行本
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東京−名古屋間のリニアの通り道が決まった。
今のところ、賛否両論、というより否の意見の方が目立つ。
人口減少時代に、何故に新幹線と食い合いになるような路線をわざわざ作るのか?
隣国では実用化している技術を14年後にようやく実用化するレベルなのに、何が輸出かと。
個人的には、羽田ー成田間、伊丹ー関空間みたいな短距離だけどもっと便利に、という区間に利用するのが良いのではないかと思っているのだけど(上海の浦東みたいな)、そういう利用は考えられないんだろうか?
東京ー名古屋間が開通しても、一回乗って終わりそうだな。生きていれば、の話だけど。
北陸新幹線をリニアに、というのも面白かったと思うんだけどね。
日本初の実用化されたリニアモーターカーは、平成2年開通の大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線だということは有名な話しだけど、平成18年開通の今里筋線もリニアモーターカーらしい。
リニアモーターカーには、浮遊式と車輪式があり、上記2つの地下鉄は両方とも鉄輪で動くタイプ。
こんな風に、比較的小規模での導入を検討して、都市交通の切り札としての利用を考えられないものなのかな。
せっかくの技術、生きているうちに恩恵を受けたいよねえ。