jun2 blog

コーチ兼キャリアカウンセラーjun2の日常とカープについて書きます。

目標のブレイクダウン

企業には通常、経営理念というものがある。
まあ、いわば、その企業が社会に存在する理由のようなものである。

その理念に基づいて経営目標などを策定し、その目標達成のために企業戦略、事業戦略などを策定していく。

要は、経営理念がなければ、その企業の進むべき道がそもそもどこなのか、が内的にも外的にもわからなくなる。
じゃあ、経営理念があればそれで良いか、というと、そうでもなく。

経営目標を設定して、その目標を達成するために、その経営目標を事業部ごとの目標に落とし込んで、さらに各管理職毎くらいのレベルに落とし込んで、、、というブレイクダウンを繰り返して、個々の社員レベルまでブレイクダウンしていく必要がある。

企業コーチとして、若手社員向けのコーチングをする際に主に関わるのは、個人レベルの目標設定に関わる部分なのだが、そこを設定するには、上位目標がしっかりできあがっていないといけない。最終的には経営目標がしっかりしていないと、そこから下の目標はグダグダになってしまう。
ということで、企業コーチングする上では、社長との関係構築がとにかく重要になる。特に中小企業のコーチの場合は。
(そもそもコーチの雇い主が社長なのだから、、、という話以外に)

そのために、企業コーチとしては、社長と良い関係を築くために、「社長」とはどういう人なのか、という特徴を抑えておく必要がある。

自分と若干住んでいる世界の違う人の世界を理解するのは、なかなか容易いことではないと思うが、そこは頑張らないといけない。
企業の将来を背負って立つ若者に生き生きしてもらうために。
頑張れ、俺。