日本代表はモードチェンジを

今日の夜中、というか早朝にサッカーのコンフェレーションズカップ初戦のブラジル戦が行われる。
今時点で、早起きして見るか、寝ないで見るか、見ないで寝るか、の3択があるのだが、気分的には3番目、つまり見ない可能性が高い。

何で見る気にならないのか、について少し考えてみた。

・ブラジルに万に一つも勝てると思えない
・かと言って、ブラジル代表のサッカーを見たい訳ではない
・日本代表に特別思い入れのある選手がいる訳でもない

くらいが主な理由かな。ネガティブな要因ばかり挙げているけど、別に日本代表を応援していない訳じゃない。むしろ応援している。ブラジル代表には思い入れもないし。
でも、でも、ブラジルに勝負で勝てるとは到底思えない。信じればもしかしたら、とか言う気にもなれないんだな。

気持ちでブラジルに勝つつもりで試合をするのは良いけれど、実際に勝つための準備はしていない訳で、そうなると、真っ向から勝負を挑めば、ボコボコにされるのがオチじゃないだろうか。

何が言いたいかと言うと、、、日本はアジア予選を突破するために、引いて守る相手を崩すための練習をする。でも、世界に出ると、日本相手に引いて守る相手などおらず、真っ向から力勝負をされる。自分たちより攻撃力のあるチームと対戦する準備をそもそもしていないので、ボコボコにされる。

「アジアで勝つサッカー」を目指して準備して、「世界で負けないサッカー」のための準備をしないので、世界大会においては、どうしても期待が持てないのだ。世界で負けないサッカーとは、簡単に言うと点を取られないサッカー、要は超守備的な布陣とカウンター攻撃の精度。

岡田ジャパンの南アフリカでの結果は、大会直前で守備型にチームをシフトしたことが大きい。今回もそういう切り替えをすべきだと思うが、ザッケローニは固定メンバーばかり使っていて、その希望も少ない。

なので、いっそブラジル戦は中途半端な負けでなく、フルボッコ状態で負けてくれる方が、先に繋がるような気がしている。メンバーの入れ替えの必要性を感じる可能性が高くなるからね。

いや、日本代表は応援してるんですよ、これでも。

でも、あくまでもワールドカップで好成績を残せるようになってほしい。その他の大会はハッキリ言ってどうでも良い、くらいに思っている。

だから、コンフェデで惨敗しても、悲観することはないんだよな。

と思うと、やっぱり今日の試合は見ないで寝るな。