jun2 blog

コーチ兼キャリアカウンセラーjun2の日常とカープについて書きます。

CSIを使うと部下との付き合いが楽になる、かも

会社で、部下との接し方に悩んでいる方にとって、何かしらのヒントになるツールを紹介。

CSI(Communication Style Inventory)という言葉を御存知だろうか?
(株)コーチ・トゥエンティワンという会社が開発した、人のコミュニケーションタイプを4つに分類するテストだ。

分類された4つのタイプは、それぞれ「コントローラー」「プロモーター」「サポーター」「アナライザー」と呼ばれる。それぞれのタイプの特徴は、

・コントローラー
行動的、野心的、エネルギッシュ
   自分の思い通りに物事をすることを好む
支配的、威圧的
人の話を聞かず、結論を急ぐ

・プロモーター
アイデアが豊富で創造力もある
人と活気のあることをするのが好き
細かいことはあまり気に留めない
あきっぽい

・サポーター
人を援助することを好む
職場では協調性が高く、意欲もある
決断には時間がかかる
人の心を読むのが得意
リスクを冒すのは苦手
ビジネスよりも人優先

・アナライザー
行動は慎重
物事に取り組む時、データを集め分析する
客観的、冷静
堅実で優れた仕事をする
明確で論理的な話し方をする

それぞれのタイプの対人関係の特徴は、

・コントローラー
人を寄せ付けない印象を与える
優しい感情を表すことは苦手で他者からも怖がられる
人をコントロールしたがる
自分のことをコントロールしようとする人には反発する
戦いを通して相手を知ろうとする
人を中々信頼しない

・プロモーター
一緒にいて楽しい人
よく話して、あまり聞かない
社交的でオープン
人を承認するのが得意で、承認されるのも好き
人のモチベーションをあげる

・サポーター
他者の気持ちに敏感
人の期待に応えるような行動をとる
人の心を安める
対立を避ける
無意識に相手からの感謝や愛情を求めている
常に関心を持たれたい

・アナライザー
他人からは頑固、真面目と言われる
対人関係も慎重
孤立してもあまり苦にならない
自分のことはあまり話さない

など。

支配的(コントローラー、プロモーター)
非支配的(サポーター、アナライザー)

人間関係志向(プロモーター、サポーター)
成果志向(コントローラー、アナライザー)

という分類になる。

自分がどのタイプか、部下がどのタイプか、分類するための簡易テストを
ここで受けることができる。

この分類が絶対ではないので、決め付けで動くのは危険だけど、ある程度参考になるし、相手を理解するための助けにもなるので、非常に有益なツール。


ちなみに私はアナライザー。
一度試してみると良いと思う。

↓本日のエントリーは、この本からの抜粋が多いです。

熱いビジネスチームをつくる4つのタイプ―コーチングから生まれた

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