jun2 blog

コーチ兼キャリアカウンセラーjun2の日常とカープについて書きます。

J2プレーオフに思うこと

J2の全日程が終了し、プレーオフの出場チームが確定した。

3位の京都から6位の長崎までが、12/1,8に開催されるトーナメントで、J1昇格の残り1枠を賭けて争うことになる。

この方式に関して言うと、3位をシードにして、4,5位の勝ち上がりチームと戦う形式にするのが、リーグ戦の結果を最も尊重する形になるんじゃないかと考えている。とにかく、順位が上のチームが昇格しやすいようにするのが妥当だろう、というのが個人的な意見。

去年の大分は6位から奇跡の昇格を果たしたが、J1に上がって1年目で、悲惨というか、凄惨な結果とともにJ2へ逆戻りとなった。

2部リーグで6位程度のチームがJ1に昇格するとなると、補強面で多額の予算が必要になるだろう。さしたる補強もなくJ1で戦おうものなら、今シーズンの大分のような結果になるだろう。で、降格したら予算も縮小しないといけなくなり、主力選手の草刈り場と化す。しばらく戦力的に厳しい状況でJ2を戦わざるを得なくなる。

選手のモチベーションとしては、千載一遇のチャンスをモノにするために必死だ。負けて失うものも何もない。3位のチームとは精神的に背負うものが違い過ぎる。

しかし、フロントの実情がそのモチベーションに追いついてこない。

要は、プレーオフみたいな一発勝負でたまたま勝つことで、その後数年のチームの戦力を破壊してしまう可能性があるという点で、この方式は見直すべきだろうと思ってる。

少なくとも、3位チームがかなり有利な状況になるようにはすべき。

 

まあ、3位がそのまま昇格したらJ1で勝てるのか?と聞かれたら、「それは、、、」と回答に窮することになるのだが。

 

しかし、もし京都が昇格したら、3チーム全て関西か。それも凄いな。