jun2 blog

コーチ兼キャリアカウンセラーjun2の日常とカープについて書きます。

パワーバランスが大事

大竹寛に4年契約で10億円のオファーを出したとか出さなかったとか。とある通信会社を親会社に持つチームが。

しかしなあ、マエケンが去年ようやく超えた年俸2億の壁を、バブリーに超えてしまって良いのかという疑問も。

親会社のように、デッカく借金して会社買い取って、みたいな規模の経済でドカーンとやるやり方は、共存が基本のプロ野球ではパワーバランスを壊すだけで、「プロ野球」そのものごと破壊してしまうんじゃないかと危惧するね。

ここでこんなにお金出してしまったら、マエケンレベルの選手の年俸がどうにもこうにも払えなくなる、カープには。

いや、良い選手だと思う。2年続けて二桁勝利するのは容易いことではないと思う。

ただ、ただ、その前2年間は投げることすらままならない状態だったし、12年間で74勝78敗、で、チームの勝ち頭になったこともなく、年間最多勝利が11勝。

常に黒田、ルイス、マエケンの次あたりで比較的プレッシャーの少ないところで投げてきた投手。

今年も10勝カルテットの中で、最も遅く10勝した投手。

その投手にここまでの評価をする球団が出てくると、ちょっとねえ。これは中日からFAした中田も同様なんだが。

 

プロ野球自体、親会社の資金力にものを言わせるやり方は、そろそろ考え直す時ではないかと。そもそも、独立採算で収支を計算させるべきだろう。いきなり経営が立ち行かなくなるチームが現れたらどうすんだ?

次にコミッショナーになる人には、「プロ野球」自体の経営についても改革をしてもらいたいなあ。身の丈に合った経営をきちんとするように。

 

と、カープファンがこういうことを書くと、資金力のないチームのひがみっぽくなってしまうのが何とも悲しいところだが。