jun2 blog

コーチ兼キャリアカウンセラーjun2の日常とカープについて書きます。

監督変えれば良いんじゃ??

「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー

「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー

 

jun2.net代表のjun2です。

 

元巨人の桑田真澄さんが東大野球部のコーチに就任というニュース。

彼の場合、野球を自分の言葉で語れるので、東大生には理解してもらえると思いますし、そういう意味では適任という感じもしなくはないのですが。

 

勝つために何が必要か、を分析した上でのコーチ就任なのか、という点が疑問なんですよね。

大学1年生、かたや甲子園に出場するような選手の集まり、かたや県大会一回戦突破がせいぜいの野球部出身者の集まり。

これで野球の勝負をしようとした場合に、どういう計画でチーム力の向上を考えているのか、非常に興味深いです。

 

そういう点で、冒頭の開成高校野球部の勝負に対する取り組みを東大に持ち込んだら面白いのではないかと思うんですよね。

 

いくつか例を出すと、

 

・ランナーが出たら送りバントで一点を取りに行く野球は、『相手の攻撃を抑えられる守備力があることが前提』

 

・1試合で各ポジションの選手が処理する打球の数は大体3〜8個。そのうち猛烈な守備練習の成果が生かされるような難しい打球は1つあるかないか

 

という考え方で練習時間や打順が構成される訳です。

 

こういうのを東大に持ち込んだら、1シーズンに何度かは勝つチャンスを手繰り寄せることができるんじゃないかと。

 

ただ、元プロをコーチに招いた英断は、新たなチャレンジの一つなのかも知れず、それがこれから大きな変化に繋がる可能性もあるので、春のリーグ戦を楽しみにしましょう。