大いなるマンネリ
jun2.net代表のjun2です。
毎週金曜日の夜、WOWOWで「男はつらいよ」を全作放送しています。
私もよく観るのですが、この映画は何度観ても飽きない、本当に秀作だと思います。
ストーリーはほぼ全て同じで、旅先でとある女性に恋をした寅さん、葛飾柴又の実家に帰省したところでその女性と再会。良い感じの中になりそうなところで、女性に恋人ができる、もしくは女性から寅さんに告白があったのに寅さんが煮え切らずに終わってしまう。傷心の寅さんは、また新たな旅に出る。大雑把にはこんな感じ。
これでマドンナとその周辺の人たちが変わるだけで、大きなストーリーは全て同じ。
でも、どの作品を何度見ても、やっぱり面白い。
もちろん、何度見ても面白い映画というのは他にもありますが、「男はつらいよ」は、それを48本作ってますからね。別格ですね。
漫才や落語でも同じですが、面白いネタは、何度同じネタを見ても面白い。
なのに、一発屋と呼ばれる芸人さんや歌手の方のネタは、直ぐに飽きられてしまうのは何故なのか、そんなことを考えてます。
大いなるマンネリと、そうでないマンネリとの差は何なのか、そんなことを考えてます。