バンタム級チャンピオン
WBAバンタム級チャンピオンとWBCバンタム級チャンピオン、共に日本人なのだけれど、、、、WBCのチャンピオンはこんなに強いのです。
通常のボクサーであれば、カウンターを食らうリスクを恐れる部分があるらしいのですが、山中選手の場合は、「絶対にカウンターを食らわないタイミングで打っている」という自信のもと、躊躇のない左を打ち込むことが強さに繋がっているとのこと。
2011年11月にタイトルを獲得し、2012年4月の初防衛戦で、「初防衛戦に無謀な相手を選んだ」と言われるほど強い相手ダルチニャンを3-0の判定で降し、先月2回目の防衛戦も、元WBCスーパーフライ級チャンピオンを相手に、上の動画の通り凄まじいKOで勝利。
バンタム級といえば、辰吉丈一郎、長谷川穂積という華やかな階級な訳ですよ。
辰吉→西岡→長谷川がウィラポンに挑み続けた、そういう階級な訳ですよ。
矢吹丈がカーロス・リベラやホセ・メンドーサと死闘を繰り広げた階級な訳ですよ。
もっと言うと、力石徹が矢吹丈と戦うために命がけで減量してたどり着いた階級な訳ですよ。
そういう華やかな階級だと、個人的には思う訳です。
山中選手はこの系譜に名を連ねる選手ですから、WBAには目もくれず、ひたすらに強さを追い求めて欲しいところですな。
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